漢方で60代と70代の腎機能が改善

今日は昨日より楽ですが、山形の予約の患者さんの他に昨日5時までメール相談や電話相談の患者さんの対応は全部終わりましたが、昨日5時半以降に福島店と仙台店からメールがまた沢山ありました。したがって午前中は忙しかったです。新患の女性の方は、10月末の講演会に参加した方で二十数年前から左目が1日中1年中けいれんしているそうです。その他に、不眠・脂肪肝・めまい等の症状もあります。

 

やはり、糖尿病や高血圧・高尿酸で腎機能が低下した患者さんがたくさんいます。今日は腎機能低下の2人の男性が、3~4ヶ月間腎臓を強くする漢方薬を服用してそれぞれ検査結果がよくなって喜んでいます。一人の糖尿病・高血圧の70代の男性は、漢方薬を服用する前の8月の検査でクレアチニンは4.78で、5を超えたら透析の準備と病院から言われて8月末から当薬局の漢方薬を服用しています。今日の最新の11月6日の検査でクレアチニンは4.12まで改善されました。

また、もう一人の30年前から高血圧、十数年前から高尿酸・多発性腎嚢胞の60代の男性は4種類の薬を服用していますが、だんだん腎機能が低下して5月から当薬局の腎臓を強くする漢方薬を服用しています。9月から徐々に効果を感じて、クレアチニンは8月28日の2.66から10月9日の2.44まで改善されています。二人共に漢方薬を続けて服用する予定です。

 

ところで中国の漢方病院の研修について報告します。花粉症・鼻炎をはじめ鼻のアレルギー疾患が多く、また10月19日の新聞で報道した耳鳴りは薬物療法からカウンセリング療法優先にするという学会の治療方針の報道の通り、西洋医学で治らない耳鳴りで悩んでいる方もたくさんいますので、今回耳鼻咽喉科で研修を受けて来ました。写真の通り、この病院は1955年12月に設立、当時中国全国から30人位の有名な漢方医が集まって発展しました。今この病院は中国中医科学院第一臨床医薬研究所、北京中医薬科大学臨床医学院の他に、中国漢方医学の血液病・呼吸器病・消化器病・腫瘍(癌)・肝臓病・泌尿器病・脾臓胃病の臨床研究センターとなっています。外来棟と病棟はすべて北京の高級な建物のような伝統的な建物です。また、この病院は入院患者さんのために煎じ薬や顆粒剤・錠剤を作って外来の患者さんにも錠剤・顆粒・湿布・膏剤(ゼリーのような飲む薬)などたくさんの病気に効く漢方薬を作っています。話によると100種類以上あるそうです。

最後に耳鳴りといえば、ただいま平成28年7月からイライラ・不安・不眠・頭痛・めまい・胃痛・腹痛・生理不順・生理痛、20代から難聴・耳鳴りなどたくさんの症状で悩んでいる30代の女性医療従事者が久しぶりに来局。ご本人の話によると、夜勤とストレスが多いのでたまに胃痛や不眠の症状がありますが、耳鳴り・頭痛・めまいは完全に改善されて、今は再発も無く喜んでいます。医療従事者なので10月19日の朝日新聞の耳鳴りの治療は薬よりカウンセリングという報道を見せたら、私と一緒に笑いました。

 

【写真】中国研修の様子

 

漢の時代の著名漢方医 張仲景(『傷寒論』の著者で日本の漢方に一番影響を与えた)