漢方・難病・雨・枇杷

今日は一日雨。寒いといってもいいくらい涼しいです。朝、歩いて出勤して靴と靴下が濡れましたが、帰りは間違いなくまた濡れます。でも、入院中の多臓器不全の70代のお母さんの為に朝から出発して夕方の新幹線で関西に帰る女性と比べれば、全然楽だと思います。やはり一日も早くお母さんに漢方薬を飲ませたいです。

 

今日の患者さんも難病の方が多いです。入院中の非結核性抗酸菌症の70代の女性や、IgA腎症の20代の女性、骨髄異形成症候群の60代の男性、潰瘍性大腸炎の20代の女性、網膜前膜黄斑の50代の男性など。よくなった患者さんも沢山います。

例えば平成29年2月から漢方薬を服用している潰瘍性大腸炎で1日に下痢が6~8回で半分血便で腹痛もある20代の女性は、漢方薬を服用して昨年7月に下痢は1日3回まで改善され、血便も減って腹痛もなくなりました。また、昨年12月は1日2回普通の便が出て血便は完全になくなりました。その後は1ヶ月分の漢方薬を3~4ヶ月で服用して、今日ご本人の話によると今は腹痛・血便・下痢はありません。

また、糖尿病で腎機能が低下して前立腺癌手術後にさらに腎機能が低下した60代の男性は、2月6日の検査でクレアチニンは1.44でしたが、漢方薬を2月から服用して最新の6月6日の検査でクレアチニンは正常値の1.0まで改善され、eGFRは51.34から57.31にまで改善、血糖値も192から125まで改善されました(というのは、病院の糖尿病の薬は効果がないとしか考えられないでしょう)。

 

写真1,2の通り、自宅前の公園の枇杷が熟してカラスが食べる前に昨日の夕方早く採りました。昼休みにスタッフ達に無理矢理1人1個ずつ食べさせたら、「おいしい!」というスタッフもいましたし、「すっぱい!」というスタッフもいました。やはり、同じ1本の木から採った枇杷でも味が随分違います。昼休みの時間を利用して枇杷を食べながら枇杷の水墨画を書きました。書きながら思い出しましたが、昨日山形から来局した友人からお土産をもらってサクランボかなと思ったら、山形の有名なお菓子でした。お菓子はとても美味しかったですが、サクランボが食べられなかったので枇杷の隣に食べたいサクランボを書きました(写真3)。ところで雨の中関西に帰る方は初めて仙台に来たそうで、仙台の名物の牛タンを食べたいと言っていましたが時間がなくて、食べられたかなあ。たぶん、牛タンを食べるより早く関西に着いて深夜までお母さんの漢方薬を煎じて、明日の朝イチで病院に早く届けたいかなと思います。親孝行の娘さんに感動しています。漢方でお母さんの肺臓・心臓・肝臓・腎臓を強くして元気で退院できるように祈ります。

 

【写真1】

【写真2】

【写真3】

 

最後に中国の有名画家が書いたサクランボと枇杷の水墨画の作品を掲載します(写真4、5)。鑑賞して下さい。

【写真4】

【写真5】