ガンの3大治療法に漢方薬の併用

今日の仙台店はオレオレ詐欺に遭いました。午前10時43分に私の電話の着信があり、手が離せないので11時03分に仙台店に電話をしたら、「広告会社の人が来て、前から出している車屋さんのところの看板の更新で、出来上がった看板を持って更新料をお願いしますと言われたので支払いました」と聞いて、あれ?そこに広告は1回も出したことが無いので絶対詐欺だと思って、スタッフがすぐ領収書に書いてある会社に電話をして、最初に来た男性営業マンが返金に来ました。幸い損失はありませんでしたが、契約の更新とは言っていないと言われたそうです。くれぐれも皆さん注意して下さい!ちなみに、この詐欺の疑いの男性は身長165cm、中肉中背でメガネはかけておらず、60代くらいだそうです。これは当薬局の歴史上2回目の詐欺事件です。1回目は10年くらい前に山形店にNTTの電話帳みたいな広告の請求書が来て、スタッフが本物と信じて振り込みました。当然、その時の返金はありませんでした。今日の詐欺は返金してもらったので厳密に言えば半詐欺かなあ・・・。

 

今日は仕事より中国のガン病院研修の報告レポートを書きました。7月3日の河北新報の朝刊に掲載する予定ですが、多分半分以下の文字が減る予定なので、ここで生のまままずブログに載せます。ぜひ読んで欲しいです。また、ガンと診断されたらぜひ早めに漢方薬の併用を勧めます。ちなみに、娘さんとご本人が当薬局の漢方薬を服用している女性が昨日福島店に電話をくれました。数十年前に糖尿病のご主人が急に痩せて血糖値も急に上がって、いつもの内科に行って超音波検査をしたらすい臓と肝臓に影があり、絶対良い病気ではないので早くCT検査をしてくださいと言いました。先程また電話があり、CT検査の結果は末期すい臓ガン肝臓転移で余命1ヶ月と言われて、早速明日から福島店に来て漢方薬を服用する予定です。

また、お子さんやお孫さんも当薬局の漢方薬を服用している胃ガン手術後肺転移の男性の奥さんから電話があり、手術前から体力・免疫力を高め、肺機能を高める漢方薬を服用しているおかげで6月20日に無事に肺ガン手術が終わって、今日の血液検査はとても良い結果でお医者さんも驚いて28日に退院する予定です。この患者さんは私の言った通りに、手術前ギリギリの6月18日まで漢方薬を服用して25日からまた入院しながら漢方薬を服用しています。やはり、回復が早いかなと思います。

 

【上海がん研修報告】

がんの三大治療法に

「抗がん力」を高める漢方薬の併用を!

 

三大ガン治療法(手術・化学療法・放射線治療)はどんな治療法でもガンだけの治療で、副作用で体力・内臓機能、造血機能が低下して、治療に悩んでいるがん患者は沢山います。中国のがん治療に漢方医学はどんな役割は発揮しているでしょうか?去る5月7日から12日までに上海複旦大学付属腫瘍病院中西医結合科で劉魯明教授の指導を受けて、研修しました。

 

中国のがん病院に必ず中医科(漢方)が設けられています

中国のすべての省、市立のがん病院に中医(漢方医学)科があり、50年代からがん治療に三大治療法と「抗がん力」を高める漢方治療の併用を実施しています。

上海復旦大学附属腫瘍病院は1954年1月に設立、現在病床数1239、28の診療科があり、ほとんど日本のがん病院の診療科と同じですが、その中に日本にない科は1956年に設立した中西医結合科で外来と病室があり、漢方医師18人、ベッド数は48、癌治療の院内漢方製剤は10数種類があり、入院患者さんに内服の漢方薬の他に漢方薬の点滴、注射などの治療を行います。各種の進行性と末期がんの中西医結合治療は化学療法だけより、著しく効果が現れました。特に劉魯明教授は末期膵臓がんの漢方治療実績は欧米の平均余命5ヶ月より、約8倍の平均余命40ケ月で5年以上生存者は西洋医学治療の0%に対して、25.96%となっています。

 

漢方薬で「抗がん力」を高める

がんは新しい病気ではなく、漢の時代の漢方古典「黄帝内経」に腫瘤(がん)の症状、分類、治療などの記録があり、がんの漢字「癌」は1170年の宋の時代の医学書「衛済宝書」に初めて現れ、各癌の外科治療法を紹介されました。がんの漢方治療は「扶正袪邪」が基本で「扶正」は体力、免疫力、胃腸機能、造血機能、内臓機能と言う「正気」、即ち「抗がん力」を高めること、「袪邪」は腫瘍やがん細胞という「邪物」を除くことです。

上海復旦大学附属腫瘍病院では各科は手術後の回復、合併症の予防、がん再発の予防、化学療法の副作用の減軽、抗ガン剤の効果を高めるなどのためにがん患者を積極的に中西医結合科に紹介、漢方治療の併用を勧めます。例えば、外来の研修中に腹水や胸水、貧血、肝機能異常、腎機能異常、手術できない末期の患者さんは他科から沢山紹介され、膵臓がんで3年、5年の元気、顔色がよく、笑顔の患者さんはたくさんいます。研修中にも一人の肝臓転移、末期膵臓ガンと診断されて、手術出来ない85才の男性患者が胆肝外科の若い医師がそのまま中西医結合科に連れて来ました。

長い漢方のガン治療歴史の中に優れた漢方処方は沢山あり、例えば日本薬局方の「十全大補湯」という漢方薬は、1085年中国宋の時代の処方で、富山大学などの研究でガン細胞の抑制効果、免疫力を高めることが証明されました。当薬局は「抗がん力」を高める漢方を応用し、注目され、この応用実績は2010年6月の「第61回日本東洋医学会学術総会」で発表しました。

がんの三大治療法、特に末期がんの治療に「抗がん力」を高める漢方薬の併用は必要と思います。

 

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