「子宮筋腫が改善」

20代女性

10年前、15才の時に腎臓の病気で、当薬局に初めて来局され、漢方の服用を始めました。現在、腎臓に関して症状は安定していますが、一昨年の7月に腹痛で病院を受診。卵管が、3センチくらい腫れており、入院しましたが、抗生剤で卵巣の炎症は、良くなりました。それから、定期的に婦人科で検査を受けていましたが、腹痛や生理時に血の塊などがあった為、腎臓の機能だけではなく、血の巡りの改善や免疫力UP、体内の湿や瘀血を取る漢方薬を服用することにしました。昨年1月に、また腹痛の為、病院で検査をしたところ、卵管と卵巣が腫れており、4月になって、筋腫が7センチほどになっていると、当薬局にご相談がありました。それから、先生とのカウンセリングで、日々の生活のアドバイスなどを受けながら、毎日、漢方薬の服用を続け、筋腫は今年の1月には、4センチほどの大きさになり、先月末には、子宮のMRI検査で、筋腫が見当たらなかったそうです。現在、女性は県外にお住まいで、先日、お母さまがご来局になられたのですが、大変喜ばれておりました。この2年間、漢方を毎日、まじめに服用し、全身のバランスを整えたことが、今回の子宮筋腫の改善に繋がったのかもしれません。

ヘバーデン結節と腎臓について

 指の関節の痛みや腫れなどの症状が現れる「へバーデン結節」について、ネットで興味深い記事を見つけましたのでご興味のある方はご覧になってみて下さい。

約500万人が悩んでいる指関節の痛み|「ヘバーデン結節」を改善できる食生活とは

Yahooニュース 2022/8/6

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c3bc575a2935101fecd648e983fd70d21d1bf12?page=1

記事によるとへバーデン結節の原因は腎臓と関係が深いとの事。腎臓は血液中の老廃物を尿として体外へ排出するほか、血圧を調整したり、骨の形成や維持に作用する役割も担っています。漢方医学でも、「腎」は生命エネルギーや生殖能力と深い関係があるとされ、腎が衰えると頻尿などの排尿トラブル以外に不妊や精力減退、白髪や腰痛、足腰の衰え、耳鳴り、物忘れなどさまざまな症状が現れるとされています。

「腎」を補うおススメの食材は黒い食べ物です。黒豆、黒ゴマ、黒きくらげ、ひじき、わかめ、こんぶ、黒砂糖などを食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。また、腎を補う漢方薬も昔から数多くありますので、気になる方は漢方薬をお試しになってみるのも良いと思います。

漢方煎じ薬で検査結果と耳鳴りが改善しました

 まだ7月になったばかりですが毎日暑い日が続いておりますね。

 今日は血糖値やヘモグロビンA1c、さらに耳鳴りも改善された60代の男性についてご紹介します!

 この方は血糖値や血圧が高く、耳鳴りなどもあり1年半ほど前から顆粒の漢方薬をお飲みになっていました。今年の3月からは夜の頻尿も気になるということで、顆粒の漢方薬から煎じ薬に変えました。先週ご相談にいらっしゃってお話を伺うと、煎じ薬にしてから体調も良く、耳鳴りが軽くなった他、健康診断で血糖値やヘモグロビンA1cなどの項目が正常値になったとご報告をいただき、「煎じ薬はスゴイですね!」と言われました。

 煎じる手間はかかりますが、お一人お一人の体質や症状を伺って調合できるのが煎じ薬の良いところです。また、煎じる際の匂いにも効果があると言われています。