今日は週末で月末なので、通常はとても忙しいはずでした。午後2時から4時までの山形の講演会が中止になり暇かなと思いましたが、結局どんどん予約が入りました。結局、薬局に居る限り、暇がありません。
昨日と同じく外出を控えて、来局ではなく電話相談をして発送する方が多いです(今日だけでも10件近く、またスタッフからは今週は毎日発送が多いとのことです)。宮城県以外の方は少ないかなと思いましたが、記録を見たら結構多いです。熊本の80代男性、山口の50代女性、京都の70代女性、大阪の50代男性、京都の30代女性、青森の20代女性など。病気からいうと、色々です。不妊症、生理不順、卵巣嚢腫、先天的な心臓病、てんかん、肺癌、網膜色素変性症、甲状腺亢進症、乳癌、肝機能異常、パーキンソン病、緑内障など。
検査結果やさまざまな症状がよくなっている方の中に、2人の女性のことを書きます。お酒を飲まないのに20数年前からずっと肝機能異常で、検査をしても原因が分からない50代女性は、昨年1月から肝臓を強める漢方薬を服用しています。昨年9月の検査で、まだ正常値ではありませんが肝機能は改善され、今日、本人から「先月の検査で肝機能が更によくなった」と喜んでいました(今日は検査結果を持参されていません)。
また、頭痛・めまい・動悸・食欲不振・腹痛・生理痛の50代女性は、病院の薬を服用してもよくならず、昨年12月から当薬局の血流をよくする体質改善の漢方薬を服用し、今日は本人から「腹痛はまだありますが、めまい・頭痛・息切れ・動悸は改善されました。特に、毎日のめまいが無くなり仕事と生活がとても楽になり、漢方薬がこんなに効果があるとは!」と驚いていました。
ところで、昨日の肺を強める薬膳料理の他に、肺を強くする呼吸法もあります。ここで紹介しますので、是非皆さん取り入れて下さい。ご存知の通り、亡くなる方は元の病気があっても8割以上は最終的に肺炎で亡くなるので、漢方医学では『養命先養肺』『肺好百病消』(意味は、生命は肺を強くするのが先。肺がよければ沢山の病気が自然に消えます。)肺臓を強くするために日々維持することが大事です。
①肺を保護する。
寒さは肺にマイナス。従って、冬は一番肺が弱い季節です。毎日できるだけ冷たい水で顔を洗って、肺を寒さに慣らす。
②呼吸法で肺を強める。
(1)縮唇呼吸(鼻から空気を吸って、唇を口笛を吹くようにすぼめて空気を出す。)
(2)腹式呼吸
(3)屏気呼吸(一度空気を吸ってできるだけ長く息を止める。繰り返す。)
(4)伸展呼吸(腕を横に伸ばしてそのまま上げて、伸びをしながら空気を深く吸う。両手を合わせて前に伸ばして空気を出す。繰り返す。)
(5)胸部叩(両手の平で左右の肺を交互に叩く。繰り返す。)
今の時期だけではなく、今年だけではなく、是非皆さんこれから一年中できるだけ毎日、死ぬまで続けて下さい!(できないかも知れませんが・・・)