昼過ぎから仙台は吹雪です。雪は強くないですが風が強くて寒かったです。
患者さんの事についてですが超高齢者の方、長く当薬局の漢方薬を服用している方、家族数人、数代で漢方薬を服用している方も多かったです。平成14年9月から当時ご夫婦共に漢方薬を服用している88歳の女性は自分で車を運転して来局されました。6年前にご主人は肺炎で亡くなりましたが今本人は時々逆流性食道炎、関節痛、湿疹、便秘などの漢方薬を服用しています。お医者さんである弟さんの指導で病院の薬を一杯服用していますが、慢性心不全が悪化して昨年12月24日の血液検査で心不全のBNPは617.8から1月26日の2453と正常値の125以下より2倍上がり悪化しました。やはり当薬局の漢方薬に頼るしかないと仰っていました。もう一人の超高齢者の方は90歳の男性で平成16年12月から当時先に当薬局の漢方薬を服用していた奥さんと娘さんの勧めで動悸、不整脈、高血圧の漢方をずっと服用していました。数年前に奥さんが亡くなって漢方薬を中断しましたが1年前に帯状疱疹になり、また昨年春に浮腫みが酷く肺に水が溜まって慢性心不全と診断され病院の薬を一杯飲んでいますが、やはり良くならず1月4日の検査で慢性心不全のBNPは昨年12月7日の7675から1月4日の9670まで悪化しました。歩くのも大変で息切れ、動悸の症状があり来局されました。全て心臓、肺、腎臓を強くする漢方薬で慢性心不全を改善することを期待しています。
もう一人の超高齢者(実はこの方の相談カードに年齢の記入がなかったのですが私の推定では間違いなく80代以上だと思います。次回は確認しますね。)の女性は2、30年前から11月15日前後になると必ず手足にしもやけができた紫色になったり化膿したり痒くて痛くて家事や歩くのも大変だったそうです。今まで4軒の病院や最近では○○大学病院の口服用の薬や塗り薬でも良くなりませんでした。友人の紹介で1月23日から当薬局の漢方を煮出した液体で手足湯をしたところ「たった1週間でこんなに手足の紫色や腫れが良くなりました」と言いながら手を見せて喜んでいました。1月23日の時は両手足の写真を撮らなくて今日と比べられないですが本人の笑顔を見ると絶対良くなっているはずだと思います。毎年11月15日頃発症するので本人に毎年10月中旬から漢方薬を服用してください。くれぐれも忘れないで下さいと言いましたが、更に忘れない為にスタッフの一人に10月に入ったらこの方に電話を入れて下さいと言いました。でも8ヶ月後のことなのでスタッフも忘れるかもと心配していました。
その他に腎臓の難病の娘さんと50代のご夫婦や高齢のご両親と50代のご夫婦4人や最初平成14年から酷い皮膚病で漢方薬を服用している女性とお姉さんの子ども2人と最近癌で漢方薬を服用している80代のお父さんなど皆さん長く家族数人で漢方薬を服用している方などがいました。
最後に1枚写真を載せます。私とスタッフ二人は90歳の慢性心不全の男性を支えてタクシーに乗ったのですが、この男性を支えながら亡くなった父を思い出し、また2年会ってない母の事も思い出しました。2週間後の2月11日は中国の旧正月の大晦日でやはり帰りたい母と一緒に正月を過ごしたいと思いましたがコロナの影響でなかなか帰れません。一枚の写真では寂しいのでネットTVで勉強した中国の漢方講座の写真を載せます。漢字の意味は分からないかも知れませんが週末、ほんの少し楽しんで下さい。
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