漢方煎じ薬で検査結果と耳鳴りが改善しました

 まだ7月になったばかりですが毎日暑い日が続いておりますね。

 今日は血糖値やヘモグロビンA1c、さらに耳鳴りも改善された60代の男性についてご紹介します!

 この方は血糖値や血圧が高く、耳鳴りなどもあり1年半ほど前から顆粒の漢方薬をお飲みになっていました。今年の3月からは夜の頻尿も気になるということで、顆粒の漢方薬から煎じ薬に変えました。先週ご相談にいらっしゃってお話を伺うと、煎じ薬にしてから体調も良く、耳鳴りが軽くなった他、健康診断で血糖値やヘモグロビンA1cなどの項目が正常値になったとご報告をいただき、「煎じ薬はスゴイですね!」と言われました。

 煎じる手間はかかりますが、お一人お一人の体質や症状を伺って調合できるのが煎じ薬の良いところです。また、煎じる際の匂いにも効果があると言われています。

耳鳴りが軽くなりました!

今日は耳鳴りでお困りの94歳の女性が来局されました。

この方は今年の2月から耳鳴りがし始め、耳鼻科では「年齢のせいです」と言われましたが、新聞で「耳鳴りに漢方薬が効く」という記事を見て3月に初めて来局されました。

来局された時は、耳鳴りが気になって眠れなくなり、頭が重い感じもありました。お話を伺い舌などを拝見すると、腎臓と肝臓、すい臓が弱っていると感じました。

漢方医学では耳は「腎」と関係があると考えますので、腎臓を強める漢方薬をご本人に合わせて調合しこの日から飲み始めました。

今日、ご本人と娘さんが来局され、今は波がありますが耳鳴りはだいぶ軽くなってご本人も耳鳴りの事があまり気にならなくなったそうです。

この方は来月95歳になられるそうですが、とてもお元気で若々しく見えます。スタッフが気になって元気の秘訣を聞いたところ、発酵食品や肉や魚なんでもよく食べるそうです。また、近くに娘さんが住んでいますが、今は一人暮らしでお料理や身の回りのことをご自身でされています。自分でできることは自分ですることも元気の秘訣なのですね。いつまでもお元気でいてください!